嫌がらせに屈しない!ヤミ金被害の内容と対処法をご紹介

闇金と関わることによって、どんな嫌がらせ被害を受けるのかを解説します。

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ヤミ金を利用することによって、どのような嫌がらせを受けてしまうのでしょうか?近年増加傾向にある個人間融資の手口やそれによる被害についても紹介しています。周囲を巻き込まないためにも、闇金に関わらないことが重要です。

ヤミ金融の被害内容

代表的なヤミ金被害

ここ最近、弊社にヤミ金関係で一番多く報告されている被害は『押し貸し』でも『完済拒否』でもありません。
新型コロナによる影響で経済難に陥った人を中心に、『個人間融資』と呼ばれる被害が急増しています。

一見、ヤミ金とは縁遠そうな響きですが、その中身は一般的なヤミ金業者となんら変わりありません。

主な内容は以下の通りです。

  • SNSやインターネット掲示板で借り手を募る
  • 顔写真付き身分証だけでなく、自撮り写真や家族の連絡先といったパーソナルな情報を要求される
  • トロク、トジュウといった法外な利率を設定して利息を膨らませる
  • 暴言や心理的プレッシャーをかけて厳しく取り立ててくる
  • 個人情報が詐欺などの犯罪に利用される
  • 家族や勤務先に催促の電話をしつこくかけてくる

通常の貸金業であれば、電話で第三者の連絡先は聞いてきません。
契約書のないヤミ金に保証人はありませんが、通常連帯保証人になる場合は保証人・被保証者ともに契約書保証人欄に記名押印し、双方公認でなければいけません。

このとき「貸してもらえるものならば…」と考えている方がつい教えてしまうというケースが散見されます。

個人間融資による被害とは

被害に遭う前に立ち止まろう!

個人間融資の被害に遭う方の多くは、
「我が身可愛さに身内を売ってしまった」
「身内を勝手に保証人にしてしまった」
「周りに迷惑をかけたくない」
など、家族や周囲の人々をご自身の都合で巻き込んでしまったという罪悪感につけこまれてしまっているようです。

被害の内容としては以下のようなものが挙げられます。

  • 返済しきった借入額以上の金額を更に要求される
  • 保証金として先に数万円を振り込ませ、その後消息を絶つ
  • 支払いが滞るとSNSで生年月日や住所、本名などを晒される
  • 利息の代わりに肉体関係を迫られ、応じると写真や映像をバラまくと脅される

「個人間」という言葉のせいで相手は1人だと思いがちですが、反社会的勢力による組織ぐるみの可能性が非常に高いです。

「個人間融資」も立派なヤミ金なのだということをしっかりと認識する必要があります。

闇金業者の嫌がらせ

ヤミ金からお金を借りて返済が遅れると、間違いなく嫌がらせを受けることが予測されます。

主な嫌がらせ行為は以下のようなものがあります。

  • 深夜早朝といった非常識な時間帯に電話をかけ続ける
  • 勤務先の業務に取り立ての連絡を行う
  • 勤務先に直接取り立てる
  • 不審な郵便物を送りつける
  • 家の前や壁などに張り紙をする
  • 家の前や壁などに張り紙をする
  • 近所へある事ない事を流言飛語
  • 大量の出前を頼まれたり、救急車、葬儀社を呼ばれたりする
  • SNSに個人情報を晒される

最近ではヤミ金への取り締まりが厳しくなったため、とにかく電話をかけ続けるという嫌がらせに特化しているところが多くなったようです。

特に、脅迫と取れるような暴言を吐いたり、多数の企業や人々に迷惑をかけたり、ましてや安易に暴力を振るったりするようなことはしなくなりました。
ちょっとしたことで警察に踏み込まれやすくなったため、昔と比べるとそこまで暴力的な嫌がらせはしません。
ただ単に心理的に追い詰める、というのが目的のようです。

「警察や弁護士へ連絡してもムダだ」と言われることもあります。
しかし、相談されると不都合や面倒なことがあるからこそ、このような脅し文句を言うのです。
ヤミ金の言うことを鵜呑みにして相談できず、事態が深刻化してしまう事例もあるので注意しましょう。

嫌がらせに屈する前に行動を

専門家に相談するイメージ画像

一番やってはいけないことは、闇金業者の嫌がらせに負けて言いなりになってしまうことです。

ヤミ金業者へ銀行口座を売ったり、新規契約した携帯電話を売ってしまったりするとあなたにもペナルティーが及びます。
仮にあなたが脅されていたとしても、情状酌量されないどころか逮捕されるケースもあるのです。

もし嫌がらせを受ける段階にまできているのなら、脅迫罪や威力業務妨害罪として訴えられるかもしれません。
通話内容や被害状況を客観的な証拠として保存し、一刻も早く専門家へ相談しましょう。

基本的に、嫌がらせが終わることはありません。
現状を変えたい、本気でそう思ったなら行動に移す勇気が必要なのです。

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