ヤミ金から借金をしない為に…よく使う3つの手口を大公開!

悪質な手口によって完済を防いだり、押し貸しで利息を膨らませたりします。

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完済ブロック、キャンセル料請求、押し貸しなど、闇金が使う手口は枚挙にいとまがありません。なぜヤミ金から借りたお金は完済してはいけないのでしょうか?また、闇金界隈でよく使われる用語集についても掲載中です。

ヤミ金の手口

ヤミ金の様々な手口に気をつけよう!

ヤミ金からお金を借りようとする際に、利用者が陥ってしまいがちな思考があります。
それが「すぐに返済すれば大丈夫」「しっかり返済すれば問題ない」というものです。

はっきりと断言しますが、ヤミ金業者は簡単に返済させてくれません。

ヤミ金は、一度利用してしまった人・利用しようとした人を決して逃がさないのです。
ここではヤミ金による悪質な手口について、代表的なものを解説させていただきます。

悪質な「完済ブロック」

 

期日までに利息を含めた金額を返済しに行っても完済させてくれない、俗に言う「完済ブロック」と呼ばれる引き伸ばし行為があります。
これは具体的な事例を紹介しましょう。

例えば、闇金業者が「返済する時は事前に電話連絡をして欲しい」と言ってきます。
しかし、いざ返済しようと電話連絡をしても、誰も電話に出ません。
仕方がないので返済日当日にお金を返そうとしても、「事前連絡がなかったから利息分しか受け取れない」と言われてしまうものです。

こうして最初に貸した元本を減らすことなく、利息だけを延々を奪い続けるのがヤミ金の目的なのです。

闇金業者によっては振込口座をわざと間違えて連絡し、返済が遅れたと因縁をつけて借金を増やす場合もあります。
もしくは、10日までに返済してほしいと伝えられたのに、実際は9日までに返済しろと迫られることもあるでしょう。
どちらにせよ、これらは完済させない手法として闇金業者がよく使っています。

こうした状況になると他のヤミ金業者が近寄ってきて、利息の支払いのためにまた別のところから借金を…という負のループに陥ってしまいます。 多重債務者になった人の末路は非常に悲惨なものです。
くれぐれも安易な気持ちで借金を重ねるのは辞めましょう。

キャンセル料請求とその心理

ヤミ金被害の中にキャンセル料請求というものがあります。
契約する前に取りやめた相手に対して、キャンセル料を支払えと要求してくるものです。

キャンセル料請求についてご説明する前に、とあるヤミ金と利用者のやり取りをご確認ください。

利用者とヤミ金のやりとりイメージ

最後の方では明らかに顧客が不信感を抱いており、利用する意思を失ってしまっています。

ヤミ金側としても、利用者から何も取れずにキャンセルの要求を呑むはずがありません。

「もう希望金額を用意してしまった(騙し貸し)」
「既に振込をしてしまった(押し貸し)」
「断るにはキャンセル料がかかる(キャンセル料請求)」

など様々な因縁をつけて貸し付けたり、金銭を支払わせようとしてきたりします。

キャンセルの意思を伝えた時点でヤミ金融に個人情報を渡してしまっていることが多々あり、厄介な事態に巻き込まれるのを嫌がった利用者がキャンセル料を支払ってしまうのです。

最初に客が断った時点で、ヤミ金側は「キャンセル料が取れたらラッキー」くらいにしか思っていません。
彼らの本業は顧客にカネを貸して莫大な利息を回収することです。

言うなれば、実際に貸し付けて回収の見込みがある顧客だけが本当に相手にしなければならない客です。
よほど運営に行き詰まっていない限り、取れるかも分からない小銭をせびるためだけに労力を割けません。

こうして見てみれば、私たちとヤミ金の間には大きな温度差があることがおわかりいただけたのではないでしょうか?

勝手に振り込まれる「押し貸し」

通帳に勝手にお金が振り込まれているイメージ画像

ヤミ金は、新規利用者の減少で経営難になっている所が多くなっています。
そこで、申込をしていない人の口座に勝手に金を振り込む「押し貸し」の被害が増加しています。

押し貸し被害者の大半は、以前ヤミ金を利用していた人や、借入相談をしていた人です。
ヤミ金に対しては、法外な利息まできっちりと払えば縁を切れると思いがちですが、迷惑なことに個人情報は大切に保管されています。

ヤミ金業者は、過去にヤミ金を利用したことがある人ならば、押し貸しでもむしり取れると見込んでいます。

押し貸しは立派な犯罪であるものの、5万円前後の現金がヤミ金から振り込まれるだけであるため、警察が動いてくれないことがあります。
相談したとしても、違法な貸付は無効なので元本だけ返すか、取り立ては無視すればいいなどと言われるだけです。

悪質な取り立ては現行犯であれば対応できますが、ヤミ金は職場や自宅、実家などへの電話、郵送中心の取り立てをして、表に姿を現すことはありません。

押し貸しをするヤミ金は経営難で廃業寸前と捉えることができますが、仮に廃業しても個人情報は他のヤミ金業者に売られてしまいます。
さらなるトラブルに発展する前に、しかるべき場所へ依頼した方が良いでしょう。

ヤミ金から借金してしまったら

ヤミ金に借金をして悩む男性

すでにヤミ金融に借入をしている方々は一体どうすれば良いのでしょうか?
相談したくても、その後の報復が怖くて思いとどまってしまう方もいるかもしれません。

しかし、「借りてしまったら最後」というわけではありません。
そもそも、このお金は利息含めて全部支払わなければならないのでしょうか?

そもそも返済義務はない?

ヤミ金からの借金は、そもそも利息制限法で定められている金利を越える契約ですから、それ自体が無効です。
したがって利息の返済義務は当然ありません。詳しくは以下のページで詳しく解説しています。

抵触する法律

ヤミ金は泥沼化を狙っている

ヤミ金側も、利息や元金に対して支払い義務がないことを知っています。
違法だと分かっていて借り主からお金を搾り取ろうとしているのです。

相手の嫌がらせによってお金を支払ってしまうことは、相手に対して「自分はカモです」とアピールしているようなものです。さらなる嫌がらせが待ち構えていることでしょう。

仮に約束通りの金額を支払い終えたとしても、その請求だけで終わる保障はどこにもありません。
ヤミ金側も泥沼化することを望んで嫌がらせや脅迫を続けているのです。

ヤミ金の「リスト」に載ってしまう人とは?

このリストには
 借金がある人
 騙されやすい人
 債務整理を行った人
などの情報が詰まっていますが、どのような条件で載ってしまうのでしょうか?

 一度でもヤミ金を利用してしまった人
お金を借りる際には個人情報の提示が必要ですし、身分証明書のコピーも取られてしまいます。

 自己破産や債務整理を行った人
これらの手続きを行うと国の機関紙である官報に名前や住所が乗ってしまい、一般的な消費者金融などではお金が借りられなくなるため、その弱みに付け込んできます。

この他には、架空請求などの犯罪に巻き込まれてしまった際にもリスト入りしてしまいます。
「一度騙された人はもう一度騙せる」というのが業界の常識になっているため、リストに載った名前を消すためにお金を請求してくることさえあります。
当然ですが、お金を支払ってもリストに載った名前は消えません。

ヤミ金を軽い気持ちで利用した方は、仮に利息を払って自力で対処できたとしても、将来的に押し貸しで再び被害に遭うリスクがあります。

いかなる場合でも、ヤミ金からの借金は完済ではなく弁護士や司法書士の介入で対処するべきです。

ヤミ金における最大借り入れ額

事務所に置いてあるお金のイメージ

ヤミ金に対して、違法に集めた大金が金庫に入っているようなイメージを抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこまでの大金はなくても、ヤミ金融業者は有事に備えて1,000万から2,000万くらいを置いてあるといいます。
基本的に反社会的勢力の末端がやる仕事のため、警察に持っていかれたり、雇われ店員に持ち逃げされたりするリスクを最小限に抑える程度の金額です。

大金を貸し付けるのは以下の2パターンがあります。

 会社経営者編
会社経営者など、一定の資産価値を持つ物件や工場、土地を持っている相手が来た場合です。
この際、暴利での貸しつけではなく資産を担保に入れさせ、返済不能になった時に譲渡する契約書を交わさせます。
きちんと返済されれば利息で潤い、滞れば物件や土地が手に入って元金分を補填するという算段です。

 個人編
非常に稀ですが、お金を借りに来た人の親族が大金を持っていることが発覚した場合です。
本人の返済が滞っても、親族にたかれば問題ないと踏むからです。

ヤミ金でよく使われる用語集

ヤミ金では昔ながらの業界用語が多数存在します。
闇金の手口ややり取りの理解を深めるためにも、ヤミ金にまつわる用語集をまとめてみました。
当サイトでは五十音順ではなく、似たような意味を持つ言葉ごとに分けています。

お金に関する用語
用語 意味
トイチ 10日で1割の利息が発生すること。
トニ、トサン、トシ、トゴ… 10日で2割、3割、4割、5割…の利息が発生すること。
関連語:トイチ
ヒイチ、ヒニ、ヒサン… 1日で1割、2割、3割…の利息が発生すること。
関連語:カラス金
カラス金 1日で1割の利息を取る高利貸しやヤミ金のこと。
もしくは1日1割の利率を指す。
アケイチ(アスイチ) 借りた翌日には1割の利息が発生すること。ヒイチ。
タテイチ、タテニ、タテサン… タテとはカレンダーで見て1週間のこと。
1週間で1割、2割、3割…といった利息が発生することを指す。
ゴイチ、ゴニ… 5日で1割、2割…の利息が発生すること。
借り主とヤミ金にまつわる用語
用語 意味
飛び(トビ) 借金を払わずに逃げる行為、もしくは逃げた人のことを指す。
一度も返済せずに飛ぶと一発飛び・アイトビと呼ばれる。
脳なし、パンク 返済能力がない借り主のこと。
ブラック 信用情報に傷がついていて正規の金融業者から借入できない人を指す。
Bブラック 法律事務所や司法書士事務所に通してヤミ金問題を解決した履歴のある人のこと。
一回も返済することなく弁護士・司法書士を利用した場合はIBブラックと呼ばれる。
Kブラック ヤミ金とのトラブルにより、警察を介入させた人のこと。
Sブラック はじめから踏み倒す目的でヤミ金を利用しようとする人のこと。
Sとは詐欺師を指す。
相保証 有人契約でヤミ金を利用する際に、居合わせた借り主同士をお互いの保証人にすること。
紹介屋、コーチ屋 ブラックでも借りられるヤミ金を紹介し、手数料を得ている業者。
ネタ屋、名簿屋 個人情報を売買する人物や業者のこと。 ヤミ金界隈においてはお金に困っている個人の情報を得るために重宝されている。
元和 元金の返済のみで和解すること。
ヤミ金の返済にまつわる用語
用語 意味
天引き 貸し付けの際に、最初から利息分を引いて渡すこと。
例えば、トニの条件で10万円の申込をすると、利息分2万円を差し引いた8万円が融資される。
代払い 借り主の代わりに第三者が返済を行うこと。
ジャンプ 返済日に利息だけ払い、支払い日を後ろ倒しにすること。
元金が減らないため借金苦に陥りやすい。
元詰め 元金の減る返済を行うこと。
コゲ 返済が途中で止まってしまうこと。焦げ付き、焦げ付かせるなどとも表現される。
システム金融 経営難に陥っている企業、特に個人事業主や中小企業をターゲットに違法な貸付を行うこと。
その他用語
用語 意味
とばし(ながし) 借金を払えなくなった借り主から不当に差し押さえしたもの。
もしくは、架空名義や他人名義によって契約されたもの。
とばしケータイ(スマホ)、とばし口座などが有名。
凍結 銀行側が、不正利用された口座に対して入出金ができないようにすること。
エックス(バツ) 当事者、特に借り主が死亡すること。
追い貸し 返済日までに支払いができない債務者に対して、更なる高利で貸付をすること。
キリトリ 取り立てのこと。
特に、脅迫や恫喝による違法な取り立てを指す。
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